ビオトープとは
ビオトープはドイツで生まれた概念で本来、生物が互いにつながりを持ちながら生息している空間を意味します。近年は環境への意識の高まりから、開発事業などによって環境が損なわれた土地やビルの屋上などに造成された生物の生息・生育環境空間を指すことが一般的になっています。都市化の急速な進行により池や沼・湿地・雑木林などの身近な自然が姿を消しており、各地でビオトープ整備が導入されています。こうしたビオトープ造成事業では昆虫や魚・野鳥など小動物の生息環境を意識した空間造りが積極的に行われています。ナチュロック製品は、溶岩の多孔質構造が呼び水となり微生物が活動し、やがてそこに植物や小動物が住み着いて小さな生態系を形成するため容易にビオトープを形成することができます。
溶岩の小さな孔には水や空気が溜まり微生物の活動があります。そして、小植物が育成すると昆虫等の小動物が住み着くようになります。小さなビオトープの誕生です。その昆虫を食べにカエルが出現しました。ビオフィルム施工の一例です。